500 シリーズ SDK 以前のバージョン

SDK 6.71 およびセキュリティ S2 を使ってみる

セキュリティ S2 ホワイトペーパーおよび以下の重要文書の全文を読むことをお勧めします。これらの文書はセキュリティ S2 と最新の Z-Wave SDK 6.71 のための足がかりとなります。

Z-Wave SDK 6.7x ソフトウエアおよびサポート関連書類

安全な Z-Wave アプリケーションのための Z-Wave SDK 6.71 をダウンロードする。弊社では、ほとんどの Z-Wave 関連書類は最新変更を反映させてアップデートしております。これらの文書は、堅牢で安全な SDK 6.71 を使用した Z-Wave アプリケーション開発に必要です。

Z-Wave SDK6.71各種機能

S0 および S2 セキュリティをサポートするノンセキュア・ルーティングスレーブ

外部 NVM なしルーティングスレーブがセキュリティ S2 をサポートするようになりました。宛先の数、ルーティング能力などはルーティングスレーブ内では変わりません。

ただし、セキュリティ S2 をサポートするにはいくつかの制限が必要ですこれは、ルーティングスレーブ内のコードスペース容量の制限によるものです。

  • ルーティングスレーブは1つのキーしか保持できないため、従って S2 非認証キーのみがサポートされます。
  • ルーティングスレーブがスリープモードになる前に、最も最近使用された S2 SPAN が重要な RAM に保存されます。これは起動後の S2 SPAN 再同期の制限を助けます。
  • S2 マルチキャストは送信できませんが、S2 マルチキャストの受信はできます。
     

1 Mbit 外部 NVM サポート OTA で強化された232スレーブ

1 Mbit の外部 NVM で強化された232スレーブが、圧縮 HEX ファイルを使用して OTA アップデートをサポートするようになりました。

ただし、Z-Wave SDK バージョン 6.51.XX からのアップデートの場合は、2ステップアプローチが必要です。

  • ステップ1:SDK 6.51.xx を新しいブートローダで SDK 6.60.00 へとアップグレードしてください。これは、新しい圧縮済み HEX ファイルフォーマット向けのサポートを追加します。
  • ステップ2:SDK 6.60.00 中程度アプリケーションから SDK 6.70 および SDK 6.71 ベースのアプリケーションへと、アプリケーションのアップグレードをしてください。

 

コントローラサポートのインクルージョン

SDK 6.7x ベースのインクルージョンコントローラは、新しいノードがネットワークに追加されたこと、および SIS が追加の必要なセットアップを実行しなければならないことを SIS/SUC に伝えます。Z-Wave Plus Lifeline 設定とセキュリティ S2 ブートストラップが SIS によって実行されます。
 

クライアント側の認証

この機能により、OTA ファームウェアをS0デバイスからS2デバイスへとアップデートできます。ユーザは、参加するデバイスへコントローラの QR コードを入力することができます(クライアント側の認証)。この機能は、特にキーパッド付きドアロックを対象にしています。

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