在宅勤務中のワークライフバランスを維持する

COVID-19の世界的な大流行に対応して、世界中の多くの地方自治体や中央政府が「在宅シェルター」や「在宅勤務」を開始しました。何年も前からリモートワークをしている従業員もいますが、多くの従業員にとって、これはまったく新しい経験なのです。私たちはこれから新しい習慣や仕事の習慣を身につけていきます。問題は、それらは良い習慣であるかということです。

在宅勤務（WFH）プロセスを開始する多くの人にとって、最大の懸念は、多くの邪魔が入り、仕事が終わらないことです。実際、従業員のフィードバックに耳を傾け、WFH に関する記事を読み、自分自身で経験しても、多くの場合、課題となるのは仕事を止める方法を見つけることです。ベッドから出てオフィスに向かうわけでないので、就業時間がスタートする時間が明確に分断されていないのです。同様に、夕食に間に合うように物事を締めくくり、帰宅する必要はありません。繰り返しになりますが、その日がいつ終わるかという境界もありません。その結果、起きてから眠るまで、コンピュータに張り付いてしまいます。現実は、在宅勤務を行う際には、適切なワークライフ・バランスを見つける必要があるということです。これを念頭に置いて、在宅勤務者のための実用的な考慮事項をいくつかご紹介します。

リモートワーク中に人が陥りがちな罠の 1 つは、コンピュータの前に座ってしまうと、休憩を取るために立ち上がらないことです。オフィスで仕事をするときはもちろん、ホームオフィスでもそのようなことはすべきではありません。以下は、すでに世界中でリモートワークを行っている従業員から寄せられたいくつかのヒントです。

• 立ち上がってストレッチをする少なくとも 1 時間おきには、立ち上がって数分間脚をストレッチしましょう。
• 同僚とバーチャルでやり取りをするZoom（またはその他のビデオ会議アプリケーション）を使用して、バーチャル会議、さらにはバーチャル休憩を作りましょう。
  • チームとの簡単な立ったままのミーティング - ビデオ会議で時々集まって、その日の様子について話しましょう。
  • ウォータークーラー/コーヒーマシン - 同僚が集まって話ができるよう、1日に2～3回、15分の時間をスケジュールします。仕事に関係がある会話をする必要はありません。
  • ランチルーム - 普段一緒にランチに出かける同僚がいる場合は、自分のコンピュータや iPad があるエリアにランチを持参して、一緒にリラックスした休憩時間を楽しみましょう。
  • エクササイズ - 家にフィットネス機器がある場合（または持っていなくても）は、無料の7 分間のエクササイズをダウンロードして、血の巡りを良くしましょう。
  • ハッピーアワー - 現在は多くの企業がビデオ会議を使用して、終業後のバーチャル・ハッピーアワーを主催しています。これは好評です！

ステイホーム中でも、家族との距離を縮めましょう。Zoom などのビデオツールを利用して、家族と連絡を取り合ってください。Zoom アプリケーションをインストールする必要はありません。電子メールで Zoom のリンクを共有するだけで、家族はウェブブラウザから参加できます。

こちらが、リモートワークの生産性に関するその他のヒントです（出典）。

• 人間工学に基づいたワークスペースを作成します。これは、良い椅子、適切な机の高さ、必要なだけの数のスクリーンを意味します。
• 仕事モードへ簡単に移行できるようなルーチンを構築します。食事、休憩、軽い運動（ストレッチするために立ち上がる）を含めることを忘れないでください。
• 1日を、「真剣に取り組む仕事」、「残務処理」、「コラボレーション」などに分けます。
• 可能であれば、異なる活動に対して、家の中の特定部分を使いましょう。例：主要プロジェクトには書斎、電話はキッチン、残務処理のミーティングには裏庭などです。
• 8 時間働いたかどうかに自分の生産性が基づいているのではなく、自分自身への問いかけをベースにします。「良い一日を過ごせましたか？」

誰もがリモートで非常に懸命に働いていますが、あなたに燃え尽きてほしいとは誰も思っていません。一日を分割する方法を見つけましょう。新鮮な空気に入れ替えます。近所を散歩します（他の人から1.8メートル以上離れることをれないでください）。家族だけでなく、同僚やチームともつながりを保ちます。この数週間で非常に急激な変化が起こっています。在宅勤務（WFH）やステイホームに合う新しい方針や手順の導入を急ぐ中で、ペースを保つのに苦労することもありますが、私たちは皆、これらの必要な調整を一度に1ステップずつ行うことに成功しています。