ワイヤレス SoC で、スマートホーム・デバイスでの DIY の利便性を実現
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DIY の使いやすさとプロ仕様を備えたスマートホーム・デバイス
きっと幾度となく耳にしたでしょう。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行により、私たちの世界は変わりました。それは、仕事の進め方から人との関わり方まで多岐にわたります。突然、私たちは非常に注意深くならなければなりませんでした。住宅所有者は、健康への懸念から多くの人と接触することを避けるため、プロによる設置に頼るのではなく、自分で技術のアップグレードを行うようになりました。しかし、この DIY アプローチにはいくつかの課題があります。設置作業で適切な独学、正しい施工、そして高度な認証などです。ほとんどの DIY アプリケーションでは、独学に依存していますが、プロによる設置では、適切な機関が発行した一定の量の標準に準拠する必要がある点が異なります。
そこで、IoT 製品開発において世界をリードする ODM パートナーの 1 社で、現在最も有名なテクノロジー・ブランドの多くを支えるメーカーでもある LEEDARSON は、Silicon Labs の EFR32MG22 シリーズ 2 Zigbee ワイヤレス SoC を使用してこの問題に取り組むことになりました。
- TrustZone 搭載の高性能、低消費電力 76.8 MHz Arm® Cortex®-M33 コア
- 超低送信および受信電力（+6 dBmで8.2mA TX、3.9 mA RX ）
- 1.4 uA ディープスリープ・モード・パワーおよび低消費電力ペリフェラル
- Zigbee プロトコルを使用したアプリケーションのためのエネルギー効率
- Bluetooth Low Energy (Bluetooth 5.2)、Bluetooth メッシュ低消費電力ノード（512 kB 部品のみ）、Zigbee PRO/グリーンパワーと独自規格などのマルチプロトコル・サポート
- セキュア・デバッグ、信頼のルートとセキュア・ローダによるセキュア・ブートを含む高度なセキュリティ機能
課題
EN グレード 2 認定で要求される厳格な業界認定を満たす、フル機能のスマートホーム・セキュリティ・システムを提供します。
ソリューション
Silicon Labs の EFR32MG22 Series 2 Zigbee SoC（Wireless Gecko プラットフォームの一部）と提携して、LEEDARSON は IoT デバイス・ブランドの両チャネルを開放するソリューションを開発しました。
その結果
LEEDARSONは、ユーザーフレンドリーなイノベーションとコスト効率に優れた製品を提供するとともに、住宅所有者が期待する設置のしやすさと、ENグレード 2 の強固な認証を提供するために、セキュリティ・キット・プロという製品ラインを作りました。
マルチプロングド・ソリューション
認証の負担を軽減することに加えて、優れたユーザ体験を提供することが優先されました。LEEDARSON は、ユーザーの要件を満たすために、センサーが多機能である必要があることを知っています。誤報が多いことに不満を感じて、住宅所有者がホームセキュリティシステムを止めてしまうのは、あまり効果的ではありません。赤外光（IR）を動作させるセンサー・アプリケーションには、誤警報をトリガーする要因がいくつかあります。白色光は、人体からの赤外線と同じように、PIR センサーに干渉する可能性があります。そのため、LEEDARSON からの設計上考慮すべき最も重要な点の一つは、IR 光を検出するための高度な環境温度補正アルゴリズムを開発することでした。これは、誤警報を排除するために必要な精度要件を満たせる白色光干渉に対する耐性を提供しています。
電池寿命が長いことはもう一つの重要な点です。デバイスのファームウェアを最適化することで、同社は低消費電力での展開向けに設計を最適化できました。iF Design Awards 2021 を受賞した LEEDARSON のセキュリティ・キット・プロ・ラインには、ゲートウェイやさまざまなセンサーがあり、信頼性の高い機能と人間中心の設計アプローチを特徴としています。
当社ワイヤレス SoC とのスマート統合
スマートホーム・デバイス市場では、ワイヤレス・プロトコルが不足することはありません。各デバイスには開発者が考慮すべき一連のメリットとデメリットがあります。しかし、LEEDARSON は、Zigbee や Z-Wave という意味でのオープン・プロトコルを必要としていました。同時に、一部の大手 IoT ブランドが利用している独自のプロトコルに対応する必要もあります。Silicon Labs は、LEEDARSON のセキュリティ・キット・プロにまさに最適な選択でした。これは、その安定した堅牢なプロトコル・スタックと、Wireless Gecko プラットフォームで提供される低消費電力モジュールの幅広い選択肢によるものです。EFR32MG22 は、ユーザーフレンドリーな開発環境も提供する機能密度の高い SDK と組み合わせることで選ばれました。また、Silicon Labs は、以前は Project CHIP として知られていた Matter の原動力の 1 つでもあり、LEEDARSON のような企業が将来、プロトコルの障壁を克服し、家庭のスマート・オブジェクト間の統合（およびそれ以上のもの）を強化するのに役立ちます。
もちろん、このスマートホームデバイスには、セキュリティが最優先の設計条件でした。また、Silicon Labs がこの分野で際立っていたのは、Secure Vault 技術に裏打ちされたセキュリティ優先の設計思想です。これにより、開発者はお客様に安心感を与えることができるのです。
LEEDARSON のセキュリティ製品ラインアップの詳細をご覧ください。
