忍耐の2022年を終え、人々がつながる2023年に向けて。
もうすぐ1年が終わろうとしているなんて信じられません!2022 年は、お客様が新しい IoT イノベーションを導入するのを見たり、予測不可能なマクロ経済要因を乗り越えて戦い抜いたりと、忍耐の年だったと思います。
その中で、業界は、Matter 1.0 の立ち上げや、米国での半導体研究を強化するために設計された CHIPS や Science Act の可決などのいくつかの歴史的な瞬間を経験しました。
個人的なことですが、2022年は私たちにとってこれまでで最高の瞬間をもたらしたと思います。
3月には、ナスダック証券取引所に上場の22 周年を祝い、オープニングベルを鳴らしました。
Works Withの翌週、当社の役員はインドのハイデラバードに向かい、ハイデラバードのオフィスを正式に開設するとともに、社員とその家族を施設に迎え入れました。ハイデラバードは、世界で最も才能のあるハードウェア/ソフトウェアエンジニア、数々のトップの大学、グローバル企業各社を抱える、活気に満ちた技術革新の中心地です。これは、私たちのさらなる技術革新と世界的な人材の拡充を支援する上で非常に重要です。
11月には、Matterの新しい規格を公式に歓迎するためにアムステルダムに向かい、イベントのヘッドライナーを務め、これらMatterデバイスの基礎にはシリコンがあるということを広めました。
最後に、12月には、Silicon Labs の CEO、Matt Johnson が 2023 年の半導体工業会(SIA)議長に選出されました。
*救済措置*
2022 年に当社に起こったすべてのエキサイティングな出来事に、私たちはやや息を切らしています。パートナー、顧客、同僚の皆様、1年を通して当社をサポートしていただきありがとうございます。また、IoT のリーダーと Silicon Labs の強化を支援してくださった素晴らしい社員たちにも感謝します。まだ一息ついているところですが、Silicon Labs の各専門家たちの話を聞き、2023 年で優先される分野についてお話しさせていただきました。
それは明らかに Matter
アムステルダムの Matter ローンチイベント後も、私たちの興奮はまだ冷めやらず、当社パートナーが 2023 年にリリースする予定の Matter 認定デバイスを見るのが待ちきれません。多くの消費者は、Matter ネイティブデバイス、Matter ブリッジ、ソフトウェアアップデートによる Matter へのアップグレードなど、家庭内の接続デバイスの統一と拡張を検討することでしょう。
あらゆる場所にある Bluetooth 技術
さまざまな業界の企業は Bluetooth の低消費電力で実装が簡単な RF 技術、リアルタイム位置サービス(RTLS)を活用して、主要な資産の位置をライブで追跡し、人事的な位置の可視性をつくり出し、デジタル・キー・ソリューションの安全性を保護し、屋内ナビゲーションやウェイファインディングを実行しています。患者の位置を追跡する病院、資産の位置を把握する倉庫、置き忘れを発見する車のキーなど、私たちの目に触れないところでも、Bluetoothはいたるところに存在しています。
よりスマートなスマートシティ
センサーとワイヤレス IoT 技術の進歩は、よりスマートで、より接続され、より持続可能な都市と電力網を作り出す、あらゆる種類のスマートシティイノベーションのためのステージを設定しています。数千のIoTノードをつなぐ長距離、低消費電力の無線メッシュネットワークを展開するWi-SUNを開発計画に組み込み、より持続可能で費用対効果の高い建築を目指しながらイノベーションを起こす都市が出てくるでしょう。
エナジー・ハーベスティング(環境発電)の効率化
また、エネルギーハーベスティングは、公共事業やエネルギーが高騰し複雑化していること、そして組織がより持続可能なアプローチに取り組んでいることからエナジー・ハーベスティングも 2023 年に成長するでしょう。2023 年のハーベスティングのすぐれた例は、リモコンの再設計です。バッテリーが不要になることがすぐにわかります。ハーベスティングは、スマート・メータリング、照明スイッチなどを通じて家庭で行われます。
しかし 2023 年には、これらの技術が来年の IoT の成長の大きな推進力となっていくことでしょう。この困難な時期にレジリエンスを維持するためには、私たちは様々な関係性に投資する必要があります。それがベンダー、パートナー、顧客、業界の同僚、人材のいずれであっても、透明性を保ち、率直にコミュニケーションを取ることは、当社の持つ関係構築に不可欠です。